プーケット

首を長く待った海外、もう3年振りになります。思えば前回はコロナが蔓延し色んな国が渡航禁止になりつつある中、ほんとにギリギリ行けた(翌週から観光客受入禁止)バリ島が最後でした。あれから沖縄を中心に国内を転々としていましたが、ちょうど行き尽くした所での海外再開です。まだまだ大阪からの飛行機の便が戻っていないので気楽にはいけませんが、まずは第一歩踏み出しました。

プーケットは日帰りよりもシミラン方面へのクルーズ船がダイビングファンにとっては有名なのですが、まあ久々の海外、無理はせずのんびりと2日間のダイブとしました。

あまり下調べしなかったんですが、ピックアップは朝7時過ぎ、早いです。その理由は行ってからわかりました。
小型フェリーのような大型船に30人以上のダイバーが乗船してます。ここプーケットは基本このような大型船でのダイビングになるようです。ほんとこれも国によって違いますよね。セブは小型のバンカーボートを各ショップが持っていて少人数のダイビングだし、パラオは小型船だけど大型船外機2機がけでかっとんで行くスタイルが主流だし、そしてここプーケットは大型船なのはまだいいんですが、その速度が、、10ノットも出てません、8馬力のミニボートの方がスピードでます。これで結構遠いとこまで行くのでそりゃ朝も早くなりますね。しかも初日に行ったピピ島というところは片道3時間!港に戻った時には真っ暗でした(涙)。

船室はこんな感じで、厨房までついてます。なので出来立ての料理をバイキング形式で食べることができます。タイ料理が基本ですが、メニューも変化があり美味しかったですよ。飲み物も水やコーラ、コーヒーなど自由に飲めます。
大きい船の難点はドリフトダイブの時にエキジットで待たされることですね。これだけの人数を拾っていきますので、10分以上水面で浮かんでいるのが普通です。
まあクルーズになるとすべてこのタイプなので経験としてはよかったです。

ピピ島

日帰りダイブで一番遠い所にあります。ここは国立公園になっていて入場料600バーツが1人ずつ必要でした。2400円ほど、、けっこう高いですよね。
プーケットは島が削られやすい土壌のためか、全体的に透明度はさほど良くないらしいです。しかしサンゴは綺麗ですね、そしてあちこちで色んな魚の群れが見れます。

1本目はパロンベイというポイント。チェックダイブを兼ねているからか流れも穏やかな浅めのポイントでした。

モヨウハタかな?ハタ系の魚は色々います


フエダイの仲間は色んな所で群れてました。


エキジットで浮かびながら見る大きな絶壁が壮観です。

2本目はビダノックというポイント。一番遠い所にある小島の周りがポイントのようです。



まわり一面黄色のフエダイ系の魚に囲まれました。ここまでの数を見たのは初めてです。カメラの調子が悪く青がかった写真になったのが残念。。

3本目は帰り道によく行くらしいシャークポイントというところです。

これがここのお目当てトラフザメです。昼間は寝てるようで、近づいても逃げません。

ラチャノイ/ラチャヤイ島

2日目は少し近い島でここもプーケットの日帰りエリアでは有名な所です。ピピ島よりは近く片道2時間。。まあ船で自由に寝ころべますので、のんびりクルージングです。

1本目はラチャノイ島マリーナベイというポイント。

一面のキャベツサンゴが壮観です。


チョウチョウウオは微妙に違う種類が多く区別がつきません。。



2本目も同じポイントの北側にダイブ。途中カマスの群れに完全に四方を囲まれました。


おなじみのミノカサゴの仲間です。

水温は基本28℃を超えていて3mmウェットで充分温かいのですが、時折冷たい流れに当たります。26℃と2℃程度しかかわらないのですが、とても冷たく感じます。沖縄だとGWでももう少し冷たいんですよね。。やっぱり常夏がいい!(笑)

早いものでもうラストダイブです。体力的にはだんだんきつくなっているんですが、終わりとなるとまだまだいけると思いますよね。

船や漁礁が沈められているラチャヤイ島ベイ1というポイントです。


この周りにグルクンの群れがいてロウニンアジがアタックしてるシーンが見れました。写真には撮れず。。


さっきのチョウチョウウオとは尻尾の色が違います。コラーレバタフライフィッシュという日本にはいない種のようです。


まるで腐って皮が剥がれたような色をしているオコゼ。前足のようなヒレは動いているので生きていると思うが、弱っているようにも見えるし、つい手で生きているのか確かめてみようと無意識に手が出た瞬間、痛っ!
油断しました、めちゃ素早く動いたようで背びれが手に当たっちゃいました。。
そのあとすぐに激痛が!ちょうどエキジットの時間だったのでロープにつかまり安全停止にはいります。がその間も激痛が、、ヤバいんじゃない。。
時間と同時に船に上がります。ガイドに告げるとかなり焦ってる感じが。。病院行き??
とりあえず着替えて、帰り道中、言われた通りコップに入れた酢に指を付けて、その間に40~45℃くらいのお湯を汲みに行き熱さを我慢しながら酢と交互に漬け続けます。45分は漬けたでしょうか?ようやく痛みがマシになってきました。

その時の写真です。明らかに太さが違う。。
1時間ほどで痛みが和らぎ、港に着いたときはほぼ痛みはなくなりました。ハレは半日ほど残りましたが。。
最後の最後で完全に油断してました、まあこれで経験値がまた一つ上がったと思いましょう。ガイドさんには心配かけましたが、、ごめんなさい。

今回のダイビング動画

 

2023/3 プーケットダイビング 3年振り海外へ

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